朝日工業グループは、”地球環境や地域社会への貢献を何より大切にし、みなさまから愛され続ける企業”で ありたいという思いのもと活動し、資源循環型社会の実現を目指しています。 また、社員の多様な個性と視点を尊重した職場環境を形成するダイバーシティーを推進しています。
SDGsへの取り組みを客観的に評価し一層の貢献に繋げるため、日経サステナブル総合調査SDGs経営編に参加しています。 SDGs経営とは、SDGs理念を経営に取り入れて事業活動を両立し、持続可能な社会の実現を目指すことです。 2024年の評価対象は環境に定評のある上場企業など887社で、朝日工業グループは「総合ランク★3.0」となりました。
引き続き「良い製品、良いサービスを提供し、地球環境に貢献し続けます」を経営理念に、SDGsを持続可能な社会実現のための世界的な共通課題として認識し、環境や社会活動はもとより、本業である事業を通じて、SDGs達成を目指します。
(評価は★0.5~5.0まで10段階に分かれ、★5.0が最高ランクです。)
家畜ふん、飲料工場の排水、鶏の羽、パーム灰など廃棄されるものも肥料原料として活用。私たちは資源循環型農業を推進するとともに、豊かな実りと食の安心・安全に貢献しています。
微生物資材により、作物の根張り向上や収量安定化が期待できます。 朝日アグリアの微生物資材は、大学など試験研究機関との共同研究により開発を行っており、作用機構などの根拠がしっかりと解明されている点が大きな特長です。 私たちは環境にも人にも優しい農業を目指しています。
当社グループの農場で採れた野菜、社員食堂の食材、事業所内の売店で取り扱っている冷凍食品、防災備蓄品などを、子ども食堂やお年寄りの世帯に民間団体を介して提供しています。 私たちは地域の一員として農業にかかわる企業として、「食」を通じてみなさまのお役に立ちたいと思っています。
朝日工業グループは2024年に引き続き「健康経営法人2025」に認定されました。
製造業者の責任として、人々が安心して健康に暮らせるように、環境に配慮した設備と方法でものづくりに努めるとともに、樹脂被覆材(マイクロプラスチック)不使用の 緩効性肥料の開発、減農薬を可能にする耐病性野菜品種の育種など、私たちの技術力を環境の課題解決に活かしています。
多様なバックグラウンドを持つ人々が個性や価値観の違いを乗り越え、尊重し合いながら働く喜びを共有できる職場環境づくりを目指しています。障がい者が活躍できる職場環境を整備し、女性が活躍できる職域を広げ、外国人スタッフを受け入れ将来の現地指導者として育成するなど、ダイバーシティ&インクルージョンを積極的に進めています。
企業として、法令順守はもちろんのこと、国籍や年齢、性別による偏見や差別をなくし、ハラスメントを防止するため、コンプライアンスの徹底を図り、機会の平等、公正・公平な処遇に努めています。
地球温暖化対策として省エネルギー活動を推進し、CO2排出量の削減に積極的に取り組んでいます。2050年カーボンニュートラルを目指し、通過点の2030年には2013年度比51%以上削減する目標を設定しました。
排ガス・排水には法令で定められている基準値より厳しい自主管理目標を設定し、環境負荷低減にも力を注いでいます。
環境に優しい製品の開発も私たちのミッションです。地下水汚染の一因として肥料の過剰施肥などがあげられていますが、家畜ふんを活用した粒状有機肥料、成分が徐々に溶け出す緩効性肥料などをお届けすることで、豊かな水資源を守っています。
車、船、家電類、建物やその他使用済み鉄製品はスクラップとなり、再び強固な鉄に生まれ変わり、人々が安心して暮らせる生活の基盤となります。私たちの鉄づくりはリサイクルであり、製造過程で発生するスラグも大切な資源として活用されます。
環境負荷の一因となっている家畜ふんなどの廃棄物を活用し粒状有機肥料を開発すること、また、建物の解体で発生するがれき類やコンクリートくず、陶磁器くず、木くずなどをリサイクルすることで、廃棄物を削減すると同時に資源循環に貢献しています。
豊かな自然に恵まれた各工場では、生物多様性に留意した緑地の整備、近隣の水辺や公園、道路などの清掃・緑地保全などを行い、生物の種・生態系の保護に努めています。
ヒノキや杉が生息する約40ヘクタールの社有林(群馬県)の保全・育成を通じて、CO2の吸収を促し、温暖化防止に寄与するとともに、動植物の生態系保護に貢献しています。
サプライチェーン全体の付加価値向上に向け、取引先との共存共栄関係の構築を目指し、望ましい取引慣行の遵守や、取引関係の適正化に積極的に取り組んでいます。