RECRUIT

朝日工業グループで働く仲間たち

地元で育ち、地元で働く。
私の造った鉄が街をつくると思うと嬉しい。

朝日工業
H.M.(2021年度入社)
埼玉工場 製造部 製鋼課
普通科高校卒

地元で好感が持てる会社だと思っていた。

朝日工業埼玉事業所の近くで育ったので、社員がボランティアで清掃をしている姿をよく目にしていました。社会貢献している会社なので、良い印象を持っていました。特に業種にこだわらず、友人の多い地元で就職したいと思っていたので、迷わず応募しました。

1,600℃の電気炉と向き合う。

入社後配属されたのは製鋼課の溶解班でした。作業環境は思ったより過酷でしたが、人間関係が良く、皆話しやすくて優しいので頑張れると思いました。製鋼課操業は夜間と土日に行われるため最初は慣れるのが大変でした。仕事内容は、自動車の解体工場から発生する鉄スクラップを、大きな釜に入れ電気アークを利用し溶かします。溶かした後は、品質管理をおこない1本1tの形に成形します。その後、次工程である圧延課へとつなぎます。平日の昼間のシフトの時は、設備のメンテナンス、3S、夜間操業に向けた準備などです。

少しのミスも許されない真剣勝負

製鋼の職場はちょっとした気のゆるみが大きな事故や品質低下につながるので、常に真剣に取り組まなければなりません。気を付けていてもヒューマンエラーとは隣り合わせで、以前、鋼種を間違えて材料間違えをしてしまい、真っ青になってしまったことがありました。直ぐに班長に報告して対処していただいたので事なきを得ましたが、私の教訓になりました。

私の造った鉄が日本中で使われている。

1,600℃に溶けた鉄を実際間近で見た時は、その迫力にとても驚いたことを今でもはっきり覚えています。操作を覚えるのは大変でしたが、一人で操作できるようになった時はとても嬉しくて、入社してから最初に味わった達成感でした。私の造った鉄が日本中で使われていると感じたことも達成感につながりました。

現在は炭素の管理を学んでいるところですが、感覚的な要素もあり、視覚的な訓練も必要です。早く習得するため頑張ります。さらに中期的には、他のセクションに必要な技術も習得し、製鋼全体に精通するようになりたいと思っています。

ワークライフバランスは自分なりに保っている。

夜勤もあり、一回の勤務が長いので大変そうに思われますが、4日出勤して2日休みの体制ですし、出勤中は30分単位で何度か休憩を取れますので、このペースに慣れると問題ありません。同僚たちと仲が良いので、飲みに行くこともあります。有休については、比較的自由に取ることができるので、自分の時間を楽しむことができます。休みの日は友人と飲みに行くのが楽しみです。土日は月1回休むことができるので、趣味のフットサルを満喫します。

就活生へのメッセージ

一番大切なのは人間関係だと思います。学生時代から色々な人とコミュニケーションを取ることに慣れておくことが大事です。そうすれば仕事も円滑に進めていくことができると思います。