地元出身、それも工場の近くに住んでいますので、当社には幼い頃から馴染みがあり、高校生の頃には入社したいと思っていました。人事担当者を通して得た会社や職場の情報を自分なりに評価し、入社を決めました。
入社当時はラインの監視業務がメインだと思っていましたが力仕事も多く、肥料工場では粉砕などの工程がありますし、有機銘柄を生産している以上有機原料を使用しますので埃や臭いが気になり、慣れるまでは大変なこともありました。慣れてしまえば、職場の雰囲気が良いこともあり、使命感を持ちつつ楽しく働いています。
入社以来、製造課で造粒を担当しています。造粒担当といっても様々な業務があり、カバーする範囲が徐々に増え、現在では教える立場でもあり、責任感をより感じるようになりました。夜勤が月に何回かありますが、夜勤によって生活が不自由になるとか、辛いとは思っていませんので、私にとっては昼間の勤務と同じ感覚です。
造粒とは文字通り肥料を粒にすることです。肥料を機械で播くためには硬度と形が重要になるので、仕込み量が多く造粒が上手くいった時は、達成感を感じます。当然、造粒に苦労することもあり、造粒しづらい原料を使用する時は、様々な工夫や技術が必要となります。かつて、年単位で造粒に試行錯誤を重ねていた銘柄があり、40トンを造るのが精一杯と言われていましたが、数百トンの造粒に成功したことがありました。私もチームの一人として提案を行っていたので、とても嬉しかったことを覚えています。
造粒一筋でしたが、機械操作、包装などもできるようになり、製造全体を理解し、どのパートもこなせるようになりたいです。
また、現在持っているガス溶断、溶接、フォークリフトの運転の資格に加えて、ショベルカーの運転の資格も取得して業務の幅を広げたいと思っています。
有休は比較的取得しやすいと思います。その証拠に、次年度の有休付与までまだ2ヵ月あるのに1日しか残っていません。
仕事が終わり家に帰ると、ゲームや動画を楽しんでいます。休みの時は友人とドライブをしたりして遊ぶのが楽しいです。
仕事内容で会社を選ぶのではなく、職場の雰囲気を十分考慮した方が良いと思います。仕事する上で、業務以外のこと、例えば人間関係なども重要です。