子どもたちがまだ小さくて手が掛かっていた頃仕事を探していたので、土日休み、家から近いことが絶対条件でした。結婚前後に2社で働いており、仕事は品質関連・運送関連の事務でした。派遣会社に登録した時、これまでの経験に基づく仕事ということで朝日工業千葉工場に派遣されることになるのですが、最終的に当社で働くことを決断したのは、女性社員がいなかったからです。女性特有の人間関係が苦手で、また、見た目と違い実は結構人見知りなので、さばさばした男性の職場の方が自分を発揮できるので、千葉工場は私にぴったりの職場でした。
2005年に派遣社員として働き始めた頃は、やはり有機肥料(原料)の臭いが気になりました。また、当時は事務所が古くエアコンも古かったため、清潔感が少し欠けていた気がします。現在は新事務所が完成し、臭いも気にならなくなったので何の問題もありません。さらに、当時は仕事が忙しいせいか、あまり話しをしてくれる人がいなくて出社が憂鬱でしたが、今は皆と打ち解け、仕事大好き人間になりました。
仕事内容は原料受け入れ、出荷、経理、月次を担当することになり、勿論、IT化が進み、作業方法やプロセスなどは変化しましたが、基本的にこれらの業務を継続してきました。その間、2018年に正社員になり、子育ても終わり、私にとって一つの節目を迎えました。そして2023年に新しい仲間が入社したので、出荷を私が担当し、原料業務を引き継ぎました。これまでは一人で担当していたため、ルーティン業務をこなすことに精一杯でしたが現在はようやく余裕ができ、毎朝の製造現場での製品受け入れなど仕事の幅を広げるべく色々チャレンジしています。。これからの目標は、年2回の棚卸データ整理などを通じて職場に貢献することです。棚卸データに基づき置き場管理表を作成すれば、出荷時に直ちに対応でき、効率化につながります。新しいことへのチャレンジは仕事へのモチベーションになっていると同時に、楽しみでもあります。
職場が楽しいのは、仲間たちが好きだからです。私は親しくなると姉御肌を発揮し、若手の仲間を叱咤激励したり、ジョークを言って笑わせたりしながら楽しい雰囲気を作り、コミュニケーションを図っています。さらに、関係先、例えばトラックの運転手さんたちなどとも良い関係を築いていますので、職場環境でのストレスは殆どありません。
プライベートでの楽しみは、2年前から通っているジムで、毎週1回の踏み台昇降にはまっています。踏み台昇降といってもあの単純な体力テストではなく、30分音楽に合わせて踊るもので、これが私をリフレッシュさせてくれます。また、私はよく転ぶので、体幹を鍛えるため数カ月前からバランスディスクを始めました。昨年は2回剥離骨折をしてしまいましたが、つい先日U字溝に落ちたもののかすり傷で済みました。
現在有休は取りやすい環境にあります。ただし、ジムに行く以外趣味らしいものがなく、親の病院の付き添い以外で有休を取る習慣がありませんでした。でも、二人目の孫が生まれたので、これからは有休を取って、都内に会いに行くのも楽しみの一つになりました。
仕事で接する人たちとは親しくなることが重要です。正確で迅速に対応することも大事ですが、明るく親しみやすい態度で接することによって人柄を認められ、円滑に仕事を進めることができるからです。